大阪長屋でゆったりジャワ芸能を知るvol.3

Tidak apa-apaのレクチャーコンサート第3弾、2部構成でお届けします。

今回はワヤンについてたっぷり!ジャワの伝統的影絵芝居ワヤンの人形遣い「ダラン」とはどのような存在なのか、総合研究大学院大学でワヤンの研究を続ける岸美咲さんにも研究の成果をお話していただきます。


2023年3月18日(土)19日(日)Open 14:30 Start 15:00

FLAT space (gallery yolcha隣接)

2000円 事前予約制

お申込み・お問い合わせ:taa.yoyaku@gmail.com 


お申し込みの際は、お名前、電話番号、希望日、人数をお知らせください。


第1部:レクチャー

「影絵人形芝居ワヤンの人形遣い”ダラン”について」(話し手:岸美咲)

ワヤンの研究を続ける岸さんに、「ダランてどういう存在?」「ダランになるにはどんな勉強をするの?」などについてお話していただきます。


第2部:影絵人形芝居ワヤン公演(約1時間)

「Wahyu Makutharama:王にふさわしい者」(マハーバーラタより)

アスティナ王国ではパンダワ兄弟とコラワ兄弟が対立している。コラワ兄弟の長男ドゥルユダナは、パンダワ兄弟を出し抜き国内での力を確かなものにするため、賢者の啓示を得ようとクタ・ルング山へ部下のカルナを送る。しかし、パンダワ兄弟の三男アルジュナも同じく山へ向かっていた。アルジュナの成長を語るこの演目は、大学などの教育機関において”ダラン”になる勉強を始めた人の練習課題となっています。


(出演者)

岸美咲

東京藝術大学在学中に中部ジャワガムランとワヤン・クリッに出会い、人形遣いダランの研究やガムランの演奏活動を続けている。2018年〜2021 年、インドネシア国立芸術大学スラカルタ校上演芸術学部ダラン専攻科に留学。現在、総合研究大学院大学文化科学研究所比較文化学専攻在籍中。


ナナン・アナント・ウィチャクソノ

ジョグジャカルタ出身。ダラン(ワヤンの人形遣い)として幼少より数多くの舞台に立つ。伝統的な手法にとらわれないオリジナルのワヤン作品を創作。2015年頃より日本に拠点を移し、マギカマメジカ、CORONAなどのグループで活動。


Tidak apa-apa

ガムランをこよなく愛する3人(近藤チャコ、西田有里、松田仁美)による、変幻自在の小編成ジャワガムランアンサンブル。ジャワ芸能の魅力をより広く伝えられるよう、公演やイベントの企画も行っている。

https://www.taa-japan.net/